2024年1月 山田なつ実・中尾慶一郎 二人展『楽しい毎日』
2024年最初の展覧会は、江戸時代を舞台に少女漫画テイストの人物たちを緻密に大胆に描く山田なつ実さん、油絵、水彩、木版画で日々の暮らしの中の心情や情景を素朴なタッチで描く中尾慶一郎さん、夫妻でもあるお二人の二人展でスタートします。 江戸時代に思いを馳せたり、互いに表現しながら家族でいることについて考えたり、きっと2024年の始まりにふさわしい展覧会になるでしょう。是非ご高覧ください。
展覧会によせて 初めまして。 私たちは愛知県に住む絵描きの夫婦です。2歳になる娘がおり、仕事に家事に育児、その合間に制作と、慌しい日々を送っています。忙しくとも、夫婦で切磋琢磨し、また娘の成長を実感する毎日は充実しています。今回はそんな日常の出来事を詰め込んだ展示です。私たちにとっても、ご覧頂く人々にとっても新年の活気づけになればと思います。 ———————————————————– 山田なつ実・中尾慶一郎 二人展『楽しい毎日』 2024年1/13(土)-1/28(日) 時間: 月木金 13時-17時 土日祝 13時-19時 休廊: 火水曜日 artgallery opaltimes 〒559-0001大阪市住之江区粉浜1-12-1 DM design:urisakachinatsu ———————————————————– (((作家プロフィール)))
山田なつ実 1987年愛知県生まれ 2010年名古屋芸術大学卒業 仕事で舞台美術のセット背景を描いています。 私の作品は、そこでよく描く江戸時代を舞台とし、幼少期に好きだった少女漫画のテイストを取り入れた人物を主役として、ペンで描いています。 最近は自分の娘をモデルに、成長の足跡を絵にしていっています。
略歴 2023年 『池袋アートギャザリング』 池袋 漫喜利奨励賞 2023年 個展『山田 なつみ展』大阪成蹊大学内 bギャラリー 2022年 『UNKNOWN ASIA2022 』大阪 スポンサー賞 大阪成蹊大学 レビュアー賞 筒井一隆さん 森脇英純さん 2022年 個展『バンザイ展』名古屋市民ギャラリー矢田
中尾慶一郎 1987年広島県生まれ 2010年名古屋芸術大学卒業 日々出会う人びとや風景、生活のワンシーンや頭に浮かんだ事柄などを、油絵や水彩、木版画等の形で絵にしています。 最近はもうすぐ2歳になる娘のことや、仕事で行う農作業などを題材とした作品を多く描きます。 生きていく上で生じる感情の機微を上手く掬いとり、作品に表現出来るよう心がけています。
略歴 2022年 個展「中尾慶一郎 個展」 名古屋市民ギャラリー矢田 2018年 「六甲ミーツアート2018」 六甲山 2016年 個展「トーキョーワンダーウォール都庁2016」 東京都庁
2023年12月「オパールタイムスしめ縄フェア2023」
今年も石川県加賀市奥山中から無農薬栽培、手で田植えし刈り取った藁を100%使用したしめ縄が到着しました。 全国各地のスペシャルな作家さんたちにしめ縄をデコレーションしていただき、オパールタイムスでしか入手できないオリジナルしめ縄の販売を行います。 2024年の楽しい神様をとびきりのお正月飾りで招きましょう。 カレンダーや陶器など年末年始を彩るgood pieceも集合。オンラインストアでも販売します。 ———————————————————— 「オパールタイムスしめ縄フェア2023」 2023年12/16(土)〜28(木) 時間: 月木金 13時-17時 土日祝 13時-19時 close: 12/19(火)26(火)27(水) 忘年会: 12/20(水) artgallery opaltimes 〒559-0001大阪市住之江区粉浜1-12-1 DM design:urisakachinatsu
出展作家: AZY AHAI 内田ユッキ カネコジュン KAKOOMI 賢い猫∵ Karasu kija sorry,mommy. 霜田哲也 Tomoko Konae ナガバサヨ 波多野小桃 ヒトツメ ポッポコピー BOM まつげ 未来商店 ももな 110 ————————————————————
2023年11月 OJIYU個展『INSTANT CLUT』巡回展
11月スタートのもう1つの企画はイラストレーターでアーティストのOJIYUさんによる個展『INSTANT CLUT』 三重県いなべ市の岩田商店さんからの巡回展です。
ヒトの文明に、信仰はつきものだ。
崇拝せずにはいられないなら、
カラッポの
偶像を、
インスタントに
信仰してみては。
・
・
タイトルの『INSTANT CLUT』は簡単にできる文化、ライトな(カジュアルな)信仰を意味する造語。
永続性の担保のない、この現代から感受したであろう言葉に出来ない何か.........を、
オジユ的インスタント文化として軽率にうみだしました。
石碑のような、ボーダレスな”ヒト”の集合体。
どこかの古代壁画の如くデフォルメされた絵。
ご陽気の象徴小躍り猫鉢などなど...
さもうやうやしく陳列します。
『INSTANT CLUT』巡回展、artgallery opaltimes(大阪)用のDMビジュアルのテーマは
”正位置:逃げ惑う天使/逆位置:堕ちゆく天使”
このどうしようもない世界で、必死にもがいている。
たしかに存在していて、でもまるでいないかのようにされている我々や貴方方の姿を、
天使と重ねて示したものだ。
戦争やジェノサイド、宗教や信仰が根深く取り巻く現代の現実。
逃れられないこの日々の中、一時でも軽々しく本展で過ごしてほしいと願いを込めました。
訪れたヒトビトそれぞれの視点で捉えていただければと。
是非ご高覧ください。
———————————————————— OJIYU個展『INSTANT CLUT』巡回展 2023年11月25日(土) – 12月10日(日) 時間: 月木金 13時-17時 土日祝 13時-19時 休廊: 火水曜日 artgallery opaltimes 〒559-0001大阪市住之江区粉浜1-12-1 ———————————————————— (((作家プロフィール)))
OJIYU(オジユ) 逗子在住、イラストレーター・アーティスト ボーダー(柵)のない、プレーンな<ヒト像>をモチーフに、主に木を支持体として制作。版画・ドローイング・インスタレーションなど様々な表現方法を模索し、制作を続ける。 生きているからこその、複雑な感情・温度・事象を、 ハッキリとしたシェイプと、ポップな色合いで表現。 “自然であること”の模索。 1992年愛知県生まれ 2016年多摩美術大学絵画学科版画専攻卒業
[受賞] 2023 第229回 ザ•チョイス 入選 2023 第1回 ヨロコビto公募展 “ライフアートアワード”準大賞 [主な活動]2023/10 BOOK TRUCK・ZINE MAKET in LaQua・MEETS PORT(後楽園)2023/10 「nuunu KYOTO」(京都)2023/10 MICA 2023(Mishima International Contemporary Artshow)(静岡/三島)2023/09 TOKYO あ~あBOOK FAIR(三軒茶屋)2023/09 OJIYU solo exhibition「INSTANT CULT」(三重/阿下喜) 2023/07 渋谷デザイナーズマーケット(渋谷) 2023/07 グループ展『ゾワゾワ、ゆうれい展』/SUNNY BOY BOOKS(学芸大学) 2023/07 nuunu ART DIG POPUP STORE/peel South(大阪) 2023/07 港まちアートブックフェア/MAT, Nagoya(名古屋) 2023/06 つめをぬるひと と/SUPER PERSONAL SHOWCASE(代官山) 2023/04 『see some scene』/GALLERY IRO(吉祥寺) 2023/02 OJIYU solo exhibition『ラフ・ラフ・ラーフ!』/OPA gallery(表参道) 2022/11 渋谷デザイナーズマーケット(渋谷) 2022/11 『Gallery’R 展』/帝国ホテルプラザ東京/日比谷ショールーム(日比谷) 2022/10 TOKYO あ~あ BOOK FAIR 2022(早稲田) 2022/10 『Illustrations 2022』/Gallery Conceal Shibuya(渋谷) 2022/09 『Favorite things』/MOUNT tokyo(駒澤大学) 2022/07 『Small Paintings』/GALLERY IRO(吉祥寺) 2022/06 『PARCHIVE』/PARK GALLERY(末広町) 2022/05 『SICF23』EXHIBITION GROUPA/spiral gallery(表参道)
2023年11月 賢い猫∵ &mimizuai popup
11月のオパールタイムスはニットの帽子やアクセサリーを制作している2人の新世代クリエイター、賢い猫∵ とmimizuaiをお招きして4日間の展示即売会から始まります。 双子みたいななかよし二人組とその作品たちに会いに是非お越しください。 ———————————————————— 賢い猫∵ &mimizuai popup 2023年11/10(金)-13(月) 時間: 月木金 13時-17時 土日祝 13時-19時 artgallery opaltimes 〒559-0001大阪市住之江区粉浜1-12-1 ———————————————————— (((作家プロフィール)))
賢い猫∵ crochet by yasaC∵ 2021年7月 opaltimesでの展示をきっかけに活動を始める 個性を持つキャラクター帽子を中心に、直感的に編んでいる 編み物は セラピー
mimizuai ユーカ 1998年大阪生まれ 装うこと、何かを生み出すことが好き mimizuaiと言う名前は中学の頃自作のマスクやダンボールバッジをネットの友だちに送りつけるときに使用していた
2023年10月 AHMED MANNAN・玉住聖 二人展 『容器で繕う』
『容器で繕う』展示ステートメント
今回の展示を行うにあたり、活動拠点が互いに離れていて頻繁に会うことは出来なかったので基本的に電話のやり取りのみで展示の話し合いを行っていた。互いの人となりや作品、このギャラリーの事は共に10代の時から知ってはいたが、 数年の時間を経ていざ一緒に展示をするとなると、普段は趣味や他愛も無い話で盛り上がれる筈の2人とは思えない程に不自然で蕪雑なコミニュケーションが始まった。 2人で話し合いを重ねていくと、絵画というメディアを主に扱う部分で共通点は有るが、住む場所も普段の制作コンセプトも違う互いをどう纏めるかという事に話の主軸が置かれていき、2人で意見を出し合う中で展示空間を容器と見立てて、その容器の中で共にどの様な場を作れるのかという所に話が飛んで、最終的には「自分達の部屋を作ろう(繕う)」という結論に落ち着いた。 私達は容器の中で部屋を作る為にイメージを出し合い、造形言語や解釈を確かめ合いながら容器の中で持ち寄った制作物を配置する。絵画を壁にかける所から始まり、陶芸や家具を配置し、2人で自作したラグマットも床に敷いて急拵えで はあるが部屋を繕っていく(作っていく)
2人の曖昧なキャッチボールは続き、互いに慣れているメディアや慣れないメディアでの制作が曖昧さに拍車を掛け、2人の足場はガタガタと揺れながらも、なんとかグズグズな部屋を作る。
扱うメディアが似通っているだけだからこそ、容器という纏められる性質を持つ場所の中に自分達は放り込まれに行ったのかも知れない。
『こうでもない』、『ああでもない』と言いながら、どうせ消える部屋を見知った容器の中で考え繕う。
———————————————————— AHMED MANNAN・玉住聖 二人展 『容器で繕う』 2023年10月14日(土) – 10月29日(日) 時間: 月木金 13時-17時 土日祝 13時-19時 休廊: 火水曜日 artgallery opaltimes 〒559-0001大阪市住之江区粉浜1-12-1 DM design:久保海音 ————————————————————- (((作家プロフィール)))
AHMED MANNAN 2000年 大阪府出身 2019年 東京藝術大学絵画科油画専攻 入学 2023年 東京藝術大学絵画科油画専攻 在籍中 〈個展〉 2019 「え、絵、え うちへでて/そとにおく」:ギャラリー恵風 2020 「〻〻〻〻」:TAKU SOMETANI GALLEY 2022 「私の好きな食べ物は」:MATTER
〈グループ展〉 2021 「包まれた触れ幅」:四谷未確認スタジオ 2021 「桜を見る会」:eitoeiko 2021「エマージング・アーティスト展」:銀座蔦屋書店 GINZA ATRIUM 2021 「On the river」:二子玉川河川敷 2022「COPE」:No Galley 2022「grid」:biscuit galley 2022「KUMA EXHIBITION 2022」:ANB tokyo 2023「body cover」:クマ財団ギャラリー 2023 「漂流祝祭日」:横浜市民ギャラリー 2023 「風の目Vol.2」:Freyaalt 2023「MEET YOUR ART FESTIVAL 2023 【Time to Change】」:東京・天王洲運河一帯
支持体作りや描画行為といった絵画中心の制作を基本としており、個展などでは描画行為や支持体作りから作者自身のアイデンティティや、それに関連した問題などを紐付けた制作、発表を行っている。
自身のパーソナルな部分から端を発する社会や日常の見え方などを、絵画制作という形式的かつ身体的な行為によって描画、記述する。
玉住聖
1999年 大阪生まれ 2010年 伝説の書を発見し、絵画に目覚める 2018年 大阪芸術大学 芸術学科 美術学科 入学 2022年 大阪芸術大学 芸術学科 美術学科 油画 抽象ゼミ 卒業 〈個展〉 2019 「玉住聖 展」タマヤンチーノ 2021「玉住聖 作品展」カルチャーカフェ 2022「drawing memory」lollapalooza
〈グループ展〉 2021「包まれた振れ幅」四谷未確認スタジオ 2021「art port store」gallery Ann 2022「beyond」gekirin art gallery 2022「etoototo」+art gallery 2022「セクター35」lollapalooza 2022「聖玉の地」オパールタイムス 2022「サンドプレイセラピー」JITSUZAISEI 2023 「6 drawings」biscuit gallery 2023 「grid2」biscuit gallery 2023 「dope」gekirin art gallery
私は幼少期の頃、SFのエイリアンや、ウルトラマンに登場する怪獣に影響を受けて、現実を歪ませた「2.5次元視点の世界」を想像し観察していた。
現在ではSFのリアリティーがリアルと交差する現代において様々な「2.5次元世界」を絵画で表現している。
さらに、イメージを拡張するためにミクロな現象、原理などを考察する。そこからイメージのカケラを飛躍させ、油絵具の偶有性を掛け合わせることで絵画へと展開させている。
2023年9月 ク渦群個展「HOLY WATER SPRINKLER」
9月のオパールタイムスはペインターのク渦群さんによる個展を開催いたします。 ク渦群さんの作品内ではしばしば事故や天災など危機的な状況が起こり、焦ったり立ち向かうキャラクターたちの姿が毒々しいほどの鮮やかな色彩で描かれています。 熱を伴って描き起こされた「のっぴきならない状況」によって鑑賞者である私たちの脳も高速回転し、絵の中の温度や速度などの微細な情報まで目から吸収できてしまう。そんな魅力があると感じています。 「 メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア 2022 」ではartgallery opaltimes内田ユッキ賞を授与させていただき、それをきっかけに個展の開催が決まりました。 タイトルの「HOLY WATER SPRINKLER」はメイスという武器の別称で、これで殴るとスプリンクラーのように血が吹き出る…という様子をブラックユーモア的に表したもの。 個展としては「 BORN ON THIS LOVELY STAR 」 (中央本線画廊・東京)から5年ぶり、大阪では初となる本展では新作絵画、ドローイング、粘土の立体作品、リソグラフなどの作品を出展予定です。 数千年ぶりの殺人的な猛暑を記録した今年の夏への恨みをたっぷり込めた、血と炎にまみれた作品を是非ご高覧ください。
———————————————————— ク渦群個展「HOLY WATER SPRINKLER」 2023年9月16日(土) – 10月1日(日) 時間: 月木金 13時-17時 土日祝 13時-19時 休廊 火水曜日 artgallery opaltimes 〒559-0001大阪市住之江区粉浜1-12-1 DM design:urisakachinatsu ————————————————————- ◆作家プロフィール ク渦群(kukamura) 1993 年福島県生まれ。 2018年東北芸術工科大学大学院洋画研究領域修了。 カートゥーンやゲーム、インターネット文化に影響を受ける。 ノートに覆いかぶさってコソコソと動物のキャラを描いたり、 お絵描き掲示板でどうぶつの森やカービィの絵を描きまくっていたのが原点。 ピンクや蛍光色で彩られたキュートな世界が、血や事故、不安の影と絡み合う、 不気味でドロドロとしたラブリーな絵を描いている。 gnu65.xxxxxxxx.jp twitter & instagram / @freezepower
◆略歴 2023 グループ展「로컬 !ローカル」 pie・韓国 二人展「ゲーム大好き 」 OF・岡山 2022 グループ展「 メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア 2022 」 Chignitta 他・大阪 グループ展「 ドローイング展 ゆうだち 」 新宿眼科画廊・東京 2021 二人展「 レインボープール 」 River Coffee & Gallery・東京 グループ展「 故郷 」 新宿眼科画廊・東京 2018 個展「 BORN ON THIS LOVELY STAR 」 中央本線画廊・東京
2023年8月 Fujimura Family「unclothed」
8月のartgallery opaltimesはDai Fujimura(芸術家)と味果丹(詩人)夫婦によるアーティストペア、Fujimura Familyの個展「unclothed」を開催します。 2018年以来5年ぶりの本展ではunclothed(服を着ていない)をテーマに写真、映像、詩、陶芸、ドローイングを用いたインスタレーションで未完成の今を形にする試みが行われます。 活動をスタートした当初から生活と表現が危険なくらいに密接で融合し溶解しているFF(Fujimura Family)。 今回は陶芸作品を中心に即売し、期間中に空間が変化していく様子をお楽しみいただきます。 是非ご高覧ください。
——————————————————————————————- Fujimura Family「unclothed」
輪郭を隠さずに 未完成の詩を書きながら
Without hiding the outline While writing an unfinished poem 2023年8月19日(土) – 9月3日(日) 時間: 月木金 13時-17時 土日祝 13時-19時 休廊 火水曜日 artgallery opaltimes 〒559-0001大阪市住之江区粉浜1-12-1
【Fujimura Family】 Dai Fujimura(芸術家)と味果丹(詩人)夫婦によるアーティストペア。 写真、映像、詩、陶芸、ドローイングなど様々な要素を用いて、生きる証明をそのままに表現する。 “何があっても希望そのもの” 2020年 NOINO ART WAVE AWARD 2020 【木村絵理子賞】 2021年 写真新世紀2021年度[第44回公募] 佳作(Gwen Lee選) 2021年 写真集 [PROOF OF LIVING] をMARGINAL PRESSより刊行 2022年〜PROOF OF LIVING tourがスタート 2023年よりBALANCE OF F by Fujimura Family名義でのプロダクツが始動 日々Fのバランスを模索している オパールタイムスでは2018年「平安夜祝福」以来5年ぶりの個展となる。※2018年はmy ceramics名義
2023年7月『 ’Oumuamua 』
「オームアムア」は天体観測史上初となる太陽系外から飛来した恒星間天体で、観測地であるハワイの言葉で「遠方から来た初めての使者」という意味です。この展覧会は各ギャラリーがそれぞれ3名のアーティストに声をかけ、オームアムアのように東京・大阪・岡山の3拠点を1年を通して廻る企画です。あなたの住む街にも、素敵なアーティストたちの作品が飛来します。
●期間 第 1 期 2023年3月10日(金)〜3月25日(土) 終了 13:00-20:00 ※金土日祝のみオープン 会場:gallery TOWED (東京) 第 2 期 2023年7月15日(土)〜7月30日(日) 月木金:13:00-17:00土日祝:13:00-19:00※火水定休 会場:art gallery opaltimes (大阪)
第 3 期 2023年10月7日(土)〜10月29日(日) 12:00-20:00 ※土日祝のみオープン 会場:OF (岡山)
●参加作家 from gallery TOWED : 佐藤絵莉香、谷本真理、綱田康平 from artgallery opaltimes : 内田ユッキ、禺吾朗、薬指ささく from OF : 石塚ちえ、遠藤茜、まつかわ
(((作家プロフィール)))
佐藤 絵莉香 / Erika Satoh 1996年 神奈川県生まれ2020年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻 卒業 2022年 武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コース 修了個展 2023年 「SPACE DRIVER」(下北沢アーツ、東京) 2022年「つよくて、ニューゲーム」(GALLERY b.TOKYO 、東京) 2020年「えのぐぬりとサテライト」(gallery TOWED 、東京)グループ展 2022年 「ときめき絵画道」(HB.Nezu 、東京) 「エピソードone 次世代アーティスト16人展vol.1」(阪急うめだ本店 、大阪) 「Expression」(長亭GALLERY 、東京) 2021年 「シェル美術賞展2021」(国立新美術館、東京) 「SHIBUYA STYLE vol.15」(西武渋谷店 、東京) 「千年のすみか/三時の光」(木曽ペインティングス 、長野) 「若手の抽象絵画」(長亭GALLERY 、東京) 「Hazy memories―曖昧な記憶―」(そごう横浜店 、神奈川) 「イケセイスタイル」(西武池袋本店、東京) 2020年「ムササビのアブラ」(SHINBI GALLERY、東京) 2019年「Collectors ‘Collective vol.1」(MEDEL GALLERY SHU、東京) 「gallery TOWED1周年記念展」(gallery TOWED、東京)受賞歴 2021年 シェル美術賞2021 学生特別賞
谷本 真理 / Mari Tanimoto 1986年兵庫県生まれ。2012年京都市立芸術大学 大学院美術研究科彫刻専攻 修了。 「遊び」や「偶然性」を内包させる彫刻・陶・絵画作品を制作する。主な個展に「からだの中のさかな」(FINCH ARTS、京都、2021)、「谷本真理展」(横浜市民ギャラリーあざみ野、神奈川、2020)。グループ展に「ON -ものと身体、接点から」(清須市はるひ美術館、愛知、2022)、「The Congregation」(Peter Augustus gallery 、アメリカ、2022)、「Slow Culture」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、京都、2021)、新・陶・宣言」(豊田市美術館、愛知、2011)など。
綱田 康平 / Kohei Tsunada 画家。北九州市生まれ。東京在住。自身の創作のほか、gallery TOWEDを拠点に展示企画等にも携わる。個展: 2011 「1st.」(ギャラリーG / 広島) 2017 「のびてつなぐ」(FAITH / 東京) 2018 「FIELD WORK」(FORUM KYOTO / 京都) 「Hello from MOYA STUDIO」(VOID / 東京) 2020「西海の情景」(SUNNY BOY BOOKS / 東京) 2021「琵琶湖の道のり」(VOU / 京都) 2022「斜光の記録」(ニュースペース パ / 東京)
内田 ユッキ / Yukki Uchida 1982年生まれ。 成安造形短期大学在学中から作家活動スタート。 ギャラリーやオルタナティブスペース、ライブハウスや小劇場などを中心に絵画作品やイラストレーションを発表。制作テーマは脱力したファンタジーとサスペンス。 2016年大阪にartgallery opaltimesを設立。 流行にとらわれない自由で創造的な場をつくるべく、年間約12本の展示企画をディレクションしている。
禺吾朗 / Guugorou 1986年大分県生まれ、大阪府在住。 散歩中に見つけた景色や骨董市で見つけたもの等をイメージの源泉に創作しています。 本の挿絵やCDジャケットなどを制作。またイベントや展示にて作品やグッズなどを販売。 WEB : https://guugorou.tumblr.com/
薬指 ささく / Sasaku Kusuriyubi 和歌山県在住、ペインター。原風景と親愛なる隣人をモチーフに描く、日々の雑記を制作としている。
石塚 ちえ / Chie Ishizuka デジタルでコラージュを作成し、それを自らの手で描くことで、 自分自身の輪郭を辿り、 幼少期の自分と現在の自分との齟齬を表現しています。
遠藤 茜 / Akane Endo 1997年岡山県生まれ 2022年金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科修了 主に漆を用いて、家・副産物・複製性をテーマとした立体作品を制作する。
まつかわ / Matsukawa 1997年生まれタフティングガンという工具を使ってラグを作っています。好きな花はトルコ桔梗、芍薬。
2023年5月 管弘志・重田美月合作展『Uが進行した』
5月後半のオパールタイムスは東京の亀戸アートセンター(KAC)さんとの共同企画、管弘志さんと重田美月さんの合作展を開催します。 2022年夏「管さんと重田さんの合作が見たい」という我々2つのギャラリーの声に応じてくださり、文通のようなお2人の作品交換ラリーが始まりました。一方が描き始めた絵を途中でもう一方に郵送し、完成させる(もしくはもう1ラリーする)という方法でたくさんの合作作品が生まれました。 『 Uが進行した』のUはユートピアとYOUの略。 高い描写技術を持つお2人が、回を重ねるごとに相手がいなければ到達できない楽園のような絵画世界を生み出している様子をぜひご覧いただきたいです。初めて合同出版する多くの合作作品を掲載したZINEもご期待下さい。管弘志・重田美月合作展『Uが進行した』 ●第一期2023年5月27日(土) – 6月11日(日) artgallery opaltomes(大阪)にて 時間: 月木金 13時-17時 土日祝 13時-19時 休廊 火水曜日 artgallery opaltimes 〒559-0001大阪市住之江区粉浜1-12-1 ●第二期2023年8月5日(土) – 8月27日(日) 亀戸アートセンター (KAC)東京にて 平日 16時-22時 土日 13時-19時 休廊 木曜日 ※ 夏季休業 8/10(木) – 8/17(木) 亀戸アートセンター (KAC) 〒136-0071 東京都江東区亀戸9-17-8 KKビル1F (((作家プロフィール)))
管弘志 (かんひろし)
1973年 大阪生まれ 1994年 創造社デザイン専門学校夜間部卒業 大阪在住 ・個展 1997年 「血はあらそふ」/HBギャラリー(東京) 2001年 「CUT OUT」/ROCKET(東京) 2003年 「MEGA FLOAT」/ROCKET(東京) 2004年 「FULLCIRCLE Presents Hiroshi Kan」/Blink Gallery(ロンドン) 2018年 「サマーセーター」/Plup(大阪) 2022年「シティボーイに憧れて」/亀戸アートセンター(東京) ・賞 VOL.7HBファイルコンペ藤枝リュウジ賞 タンカレーマティーニパーフェクトアート2000常磐響賞 第112回 THEチョイス入選(タイクーングラフィックス選) 第11回TIS公募入賞(伊藤桂司選/わたしの一枚) 他
重田美月
1980年神奈川県生まれ 東京都在住
■ Education 2002 武蔵野美術大学 造形学部油絵科 卒業 ■ Solo Exhibitions 2021 寝覚めの開花(GALLERY MoMo projects/東京) 2015 途中の面影(GALLERY MoMo projects/東京) 2012 未知の路地(GALLERY MoMo Ryogoku/東京) 2010 近所の発光(GALLERY MoMo Roppongi/東京) ■ Group Exhibitions 2022 Her Own Story (亀戸アートセンター/東京) 2020 再考 | Reflection(GALLERY MoMo Ryogoku/東京) 2019 interaction vol.4(GALLERY MoMo Ryogoku/東京) 2018 吹上ワンダーマップ(2012〜2013、鹿児島) 2010 Visage vol.2(GALLERY MoMo Ryogoku/東京) As Long As Rainbow Lasts(SOKA Art Center/台北) 2008 トーキョーワンダーウォール2008(東京都現代美術館/東京) 2007 ワンダーシード(トーキョーワンダーサイト渋谷/東京)
2023年4月『FOR ANTICIPAITION』
4月のオパールタイムスは、2年ぶりclothes brand “onegaigoto”のデザイナーでTattooアーティストのtejiさんがディレクションするグループ展です。 タイトルの『FOR ANTICIPAITION』は未来予想図のために、という意味で名付けられました。 ロンドンと上海をベースに活動している映像作家YUENと、東京を拠点に映像、グラフィック、ペイント、3Dプリンターによる立体作品など様々な手法で作品を制作するアーティスト3名をお迎えして、近い未来と作品を永遠に残す事をテーマとした空間を作ります。 会期中4/23~29は会場にてtejiによるTattoo施術も可能。 ご予約はhttps://instagram.com/teeejiii?igshid=YmMyMTA2M2Y= まで
『FOR ANTICIPAITION』 2023年4/22(土)〜5/7(日) 火水定休 月木金13:00~17:00 土日祝13:00~19:00
teji Tattoo…4/23(日)~29(土)要予約
出展作家: teji YUEN HSIEH ZECIN Daiki Miyama seiichiro ITO
direction: teji artgallery opaltimes 〒559-0001大阪市住之江区粉浜1-12-1
((出展作家プロフィール))
teji 大阪出身東京在住 2008年からonegaigoto(clothes brand)をスタートし、同時にインスタレーションやドローイングなどギャラリーで展示会や展覧会を開催。 2010年パフォーマンスユニットTOKAYOUをFFfamilyとともに結成、永遠に続く。 2019年ベルリンに滞在。tattoo artistのfumijoe先生に再会し、tattooをスタート。 2020年からtattoo artist”trust teji”名義での活動をスタートし、現在に至る。
2008から絵、布、音、匂いなどで空間を作り自分の頭の中の世界を表現してきました。 洋服を一つずつ手作りで、纏ってもらうおもしろさや体感してもらう表現をしています。 別活動でFujimura family とゆうartistとtokayou とゆう自分達の日常を自然のまま吐き出すパフォーマンスグループもしています。 2020からtattooを始めて、たくさんの人と出会い、自分の描いた作品が身体に残っていくすごさや喜び、感動をしてtattooとゆう作品が怖いものじゃないことを伝えたいと思い、現在それをどのように表現していくかを今までの経験を活かしてインスタレーション作品を作成中です。tattoo artist ですがそうじゃない新しい呼び方、ジャンルを打ちだしてます。
YUEN HSIEH
Director / visual artist / DJ
セントラル・セント・マーチンズ、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートを卒業。人工知能とインターネットをサンプルとして使用し、サブカルチャーとエレクトロニック・ミュージックをブレンドし、アイデンティティ、ジェンダー・アイデンティティ、マイノリティ・グループを探求するために実験的な方法で文化遺産を発信している。2021年に英国ファッション評議会の「ニュー ウェーブ クリエイティブ 2021」のリストに含まれる唯一のアジア人監督。彼の短編映画は、テリー賞、リーズ国際映画祭、カンヌ映画祭のインディー・ショート・アワードを受賞。彼の作品は、ニック・ナイトが設立したSHOWstudioによって選出。フォーブスによるアンダー30のエリートリストにも選ばれた。ブリティッシュ・フィルム・インスティテュート、インスティチュート・オブ・コンテンポラリー・アーツ、LONDON DESIGN BIENNALE(ロンドン・デザイン・ビエンナーレ)、La Biennale di Venezia(ベネチア・ビエンナーレ)などに作品が出品され、現在はクリエイティブ・エージェンシーSHIYA ENTERPRISEの創設者。
ZECIN
アニメーションアーティスト、イラストレーター、VJ
アニメーションの持つ魔法的な特性をテーマに作品制作を行う。自然現象や星、太陽といった人智を超えた存在や物事をモチーフにすることが多い。
1998年 生まれ
神奈川県横浜市出身
東京藝術大学美術学部工芸科漆芸専攻卒業
東京藝術大学映像領域アニメーション専攻在学
Instagram: @zecin_001
Twitter: @ZECIN12fps
Daiki Miyama
千葉生まれ。東京拠点。
工芸家のもとで3年師事したのち3Dを主体とした表現活動を始める。
AVYSS magazineのロゴやポスターデザイン、tamanaramenへのロゴ提供。
ベルリン、上海、香港、韓国、イタリア、オーストラリアのクラブシーンとの関わりも強く、国内外問わずアートワークやポスターデザインを多く手掛けている。SNSアカウントが不当に凍結された経験から近年では3Dの平面的なアウトプットから距離を置き、3Dプリンターを用いた立体作品を制作している。また、DJとしても活動しておりベルリンや英国の音楽レーベルからMIXをリリースしている。
伊藤誠一朗
1997年生まれ。武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 ファッションコース卒業.。
オブジェクトの制作、ファッションデザインやパフォーミングアーツを横断しながら、
社会と個人とのあいだに存在する記憶、身体、性、装いをめぐる欲望や葛藤をテーマに作品を制作する。
作品制作の他、アーティストの衣装制作なども手がける。
<主な展示歴>
「ある光Ⅱ」パフォーマンス/武蔵野美術大学(2020)、「IMMATERIAL BODY」 インスタレーション/PARCO MUSEUM(2020)
<衣装制作>
松永拓馬/ちがうなにか(2022)、betcover!!/超人(2022)