「ふとそれまでの痛みが消え見知らぬ川のほとりに立っていた、川の向こうは色とりどりの花が咲いて輝いて見えた」「気がつくとお花畑の中に立っていた。家族の呼ぶ声で目が覚めた」
死の淵から生還した人はしばしばこのようなエピソードを話してくれる事があると言う。
死後の世界や天国をイメージすると、特定の宗教の影響がなくても花が咲いていて光が溢れているようなヴィジョンを描いてしまうのはなぜだろう。
きっとそこに誰かが花を植えたに違いない。それは誰なのだろう。
その疑問を13人の作家さんにお伝えし、本展のテーマとして作品を制作していただいた。
「天国に花を植えたのは誰」
2022年7/23(土)~8/7(日)水曜定休
出展作家:竹浪音羽、MISSISSIPPI、大久保つぐみ、ミヤザキ、シバタリョウ、ムラサキユリエ、芳賀あきな、死後くん、井出佳美、ツダモトシ、小林紗織(小指)、小林亮平、津田周平
artgallery opaltimes
〒559-0001 大阪府大阪市住之江区粉浜1-12-1
企画:内田ユッキ(artgallery opaltimes)
DM design:urisakachinatsu
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竹浪音羽
1989年静岡県生まれ東京在住。2012年美学校修了、2019年パレットクラブスクール20期修了。書籍やウェブサイトのイラストレーションや展覧会を中心に活動。web:https://otohatakenami.tumblr.com/
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MISSISSIPPI(ミシシッピ)
画家/コミック作家。京都在住。国内外のギャラリーで絵画作品を発表する一方で、コミックの描き手としてzineやアンソロジーを制作、ブックフェア等への参加も多い。あかね書房より絵本「パーちゃんのパーカ」が発売中。
https://www.mississippi-kyoto.com -
大久保つぐみ
日本大学藝術学部美術学科卒業
第197回、206回、220回イラストレーション ザ・チョイス入選
玄光社イラストレーションno.232 特集掲載
作品制作は主にマーカーを使用 -
ミヤザキ
アーティスト、イラストレーター
1992 年生まれ。島根県出身、大阪府在住。
シンプルな線と柔らかいフォルムのイラストを得意としています。
イラストレーションの仕事のほか、展覧会では平面作品や漫画的なアプローチの作品に取り組むなど表現の幅を広げています。 -
シバタリョウ
東京都出身。展示を中心に装画や音楽媒体、ロゴマーク制作など多方面で活動中。身の回りの植物や景色をモチーフとして制作を行なっている。
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ムラサキユリエ
わくわく生きる、たくさん忘れながら。1990年富山県生まれ。大学院で建築デザインを専攻し、修了後パレットクラブスクールでイラストレーションを学ぶ。HP:https://murasakiyurie.jimdofree.com
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芳賀あきな
イラストレーター、グラフィックデザイナー。桑沢デザイン研究所ビジュアルデザイン科卒業。HB WORK vol.2 川名潤賞。仕事に、舞台芸術祭「フェスティバル/トーキョー」のロゴ・メインビジュアル、神楽坂のメロン専門工房「果房 メロンとロマン」の店内アニメーションと1周年記念キャンペーン用イラスト、桑沢2022 卒業生作品展メインビジュアルイラスト、他に書籍装画・挿画等。https://haga18.tumblr.com/
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死後くん
イラストレーター/1977年生まれ東京在住
雑誌POPEYE(マガジンハウス)、「母の友」(福音館書店)、書籍『失敗図鑑』(大野正人著/文響社)、絵本『ごろうのおみせ』(ごろう作/岩崎書店)、NHK総合『おやすみ日本』他、紙媒体を初めTV、webなど様々な媒体でイラストや漫画を手がける。著書に漫画『I My モコちゃん』(玄光社)。絵本『ぽんちうた』(ブロンズ新社)。「ペンネームが縁起が悪い」との理由で仕事が決まらないこと多々あり。 -
井出佳美
「天国に花を植えたのは誰」
ミステリアスなメッセージが届く
霞んでよく見えない景色に焦点を絞り覗いていくように描いています。2022.6.21 -
ツダモトシ
美術家
1978年 神奈川県生まれ 東京農大卒
神戸在住国内外にて個展、グループ展多数
筆の動きの中から無意識に生まれる様々な線や形、色彩を捉えて、摩訶不思議な何処か異国の神話の中の世界の様な絵を描き出す。平面的なアプローチだけではなく、空間全体に絵から溢れ出す世界が立ち上る様な展覧会を行っている。
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小林紗織(小指)
1988年生まれ神奈川県出身。
音楽を聴き浮かんだ情景を五線譜に描き視覚化する試み「scoredrawing(スコア・ドローイング)」の制作を行い、CD等のアートワーク、イラスト提供、映画「うたのはじまり」の絵字幕の作成など音にまつわる表現で活動行う。
小指名義で漫画や随筆の寄稿、自費制作にて「夢の本」「旅の本」「宇宙人の食卓」等を出版。
現在TOKIONにて「小指の日々是発明」、都築響一の会員制メールマガジン「ROADSIDERS’ Weekly」にてエッセイ等連載中。
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小林亮平
1975年大阪生まれ。1999年音響技術専門学校卒業。2001年音楽家として1stCD「MUNAAPOYU」発表(Hottroche名義)。カセットテープをツポールヌ名義で多発表。茶柱にて絵の展示会を行う。2003年経堂アペルにてグループ展に参加。2004年「音がバンド名」として1年間高円寺円盤にてウィークリーライブを行う。UPLINKギャラリーにて360°レコード「謎トロニカ展」参加。UPLINKより発表されたDVD作品「マイクロスケープ」に音楽で参加(ツポールヌ名義)。Hottrocheとして2ndCD「YOPAAKUYU WITH ME」を米ILLEGALARTより発表。TEAMDOYOBIのREMIX作品に参加(SKAM)。2005年LOSAPSON?「テレビ天使展」。2009年2月magical, ARTROOM『ヤマタカ EYE edition×土川藍+小林亮平』,2021年5月NADiff Window Gallery「お腹まで2時間35分」にて展示
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津田周平
兵庫県在住。立教大学文学部卒業。元新聞整理記者。
2020年HBファイルコンペ藤枝リュウジ特別賞。
2022年HB WORK コンペ川名潤特別賞。
黒を基調に子どもと世界の対比を描いている。